投与後、気をつけるポイント
発現する可能性のある副作用とその症状について
過敏症反応
デュピクセント®の投与により、過敏症反応が現れることがあります。
下記の症状がみられたら、投与を中止し速やかに主治医に相談してください。
● 主な症状
ふらつき感、息苦しさ、心拍数の上昇、めまい、嘔気、嘔吐、皮膚のかゆみや赤み、関節痛、発熱、、血管性浮、 など
※これらの症状がみられた場合には、次の受診日を待たずに、速やかに受診してください。
※これらの副作用は注射直後だけに起こるとは限りません。
その他の副作用
以下の副作用が現れることがあります。症状が現れた場合には、速やかに主治医または看護師、薬剤師にお伝えください。
● 注射部位反応
デュピクセント®を注射した部位に、発疹や腫れ、かゆみなどの症状がみられる場合があります。
● ヘルペス感染
口周りや唇に発疹などがみられる場合があります。
● 結膜炎
目やまぶたの炎症症状(赤み、腫れ、かゆみ、乾燥など)がみられる場合があります。
デュピクセント®は免疫のはたらきをおさえるため、寄生虫に対する抵抗力が弱まり、寄生虫感染をしやすくなる可能性もあります。寄生虫感染が治癒するまで本剤の投与を一時中止することがあります。
デュピクセント®は投与中に、血中の好酸球数が増えることがあります。以下の症状がみられたら、主治医に相談してください。
● 主な症状:発疹、むくみ、咳、発熱、だるさ、息切れ、呼吸困難、呼吸時に「ゼーゼー」音がする、血痰(血液の混じった痰)、動悸、息苦しさ、手足のしびれ、麻痺(動きが悪くなる)など
※上記以外でも、異常が現れたり何らかの症状が悪化した場合は、副作用の可能性がありますので、
必ず主治医に相談し、主治医の指示に従ってください。
MAT-JP-2401825-5.0-11/2024