自己注射に関する質問
注射予定日に注射するのを忘れてしまいました。 どうすればよいですか?
主治医に連絡し、主治医の指示に従ってください。
指示された本数よりも、多く注射してしまいました。 どうすればよいですか?
すぐに主治医に連絡し、主治医の指示に従ってください。
デュピクセント®と一緒に他の薬も処方されました。 使ってもよいのでしょうか?
処方されている塗り薬や飲み薬、吸入薬などは指示された通りに使用しましょう。自己判断で中止しないでください。
何時ぐらいに注射するのがよいのでしょうか?
注射時間に特に決まりはありません。ご都合のよい時間帯に注射してください。
体調が悪いのですが、予定通りに注射しても大丈夫でしょうか?
自己判断はしないで主治医に連絡し、主治医の指示に従ってください。
注射予定日に旅行や出張が重なってしまいました。 どうしたらよいですか?
注射予定日に外泊することが分かったら、あらかじめ主治医に相談してください。
注射が痛いのですが、痛みをやわらげる方法はありますか?
注射液が冷たすぎると痛みを感じやすくなるため、しっかりと室温に戻してから注射してください。
注射器は、200mgシリンジの場合は注射の30分以上前、300mgシリンジまたはペンの場合は注射の45分以上前に冷蔵庫から取り出しておきます。痛みが続く場合は主治医に相談してください。
医療費助成に関する質問
■ 高額療養費
高額療養費制度とは何ですか?
病院や薬局で支払う1ヵ月の医療費が自己負担の上限を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。ひと月の上限額は年収や年齢によって区分が分かれています。
夫/妻の扶養に⼊っています。「年収」とは、夫婦の年収の合計になりますか︖
被保険者(扶養する人)の年収が基準となります。
年収、区分がわかりません。
正しい区分については、健康保険証に記載の保険者にご確認ください。
■ 合算
病院での支払いと薬局での支払いは、合算できますか?
病院での支払いと、その病院が発行した処方せんに対する支払いは合算できます。
家族の分も合算して申請できますか?
同じ健康保険に加入しているご家族(被保険者と被扶養者、または同じ世帯の国民健康保険の被保険者)で、1人あたりの自己負担額が21,000円以上であれば合算できます。
■ 限度額適用認定証
限度額適用認定証とは何ですか?
高額療養費制度の適用を受ける際に、事前申請を行うことで発行される認定証です。対応している病院や薬局の窓口に提示していただくことで、ひと月の支払いを上限額までに留めることができます。
マイナンバーカードを健康保険証として利用していれば限度額適⽤認定証は不要ですか︖
マイナンバーカードの健康保険証利用に対応している病院や薬局であれば、限度額適⽤認定証は不要です。対応しているかどうかは、病院や薬局に直接お問い合わせください。
■ 多数回該当
多数回該当とは何ですか?
継続して⾼額な医療を受ける必要がある場合に、⾃⼰負担上限額がさらに引き下げられる制度です。直近12ヵ⽉以内に⾼額療養費制度の適⽤を受けた⽉が3回以上あった場合に、4回⽬から上限額が引き下げられます。
⼀度多数回の該当になれば、⾃⼰負担上限額はずっと多数回の該当が適用された⾦額になりますか︖
多数回に該当した後の各月についても、同様に、医療機関を受診した月以前1年間(直近12ヵ⽉)の間に、⾼額療養費制度の適⽤を受けた⽉が3回あったかどうかで、適用の有無が判断されます。一度該当すれば永久に適用されるわけではありません。
転職して保険証が変わりました。多数回該当の適用は引き継がれますか?
保険証の変更が、保険者や加入状態等の変更に伴う場合、多数回該当は引き継がれません。
■ 付加給付
付加給付とは何ですか?
健康保険組合独自の制度で、取り扱いがあると自己負担上限額がさらに低く設定されている場合があります。付加給付制度の取り扱いがあるかどうかは、保険者にご確認ください。
医療費助成についてデュピクセント相談室へ相談するとき
デュピクセント相談室で相談する際に、年齢や年収などをお伝えしないといけませんか?
具体的な年収区分や年齢をお伺いできた方がより詳しいご案内が可能ですが、ご自身の話せる範囲でも問題ありません。
医療費助成制度が難しくてよくわかりません。質問が具体的でなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。医療費制度のご説明をした上で、ご自身の状況にあわせて確認していくことが可能です。
MAT-JP-2501702-3.0-08/2025