デュピクセント®の 自己注射について
注射の方法
デュピクセント®の薬剤費と医療費助成制度について
デュピクセント®の薬剤費の目安
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ペンの場合 | シリンジの場合 | |||
初回 (2本) |
2回目以降 (1本) |
初回 (2本) |
2回目以降 (1本) |
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117,550円 | 58,775円 | 117,186円 | 58,593円 | ||
自己負担額 (窓口で支払う金額) |
3割 | 35,265円 | 17,633円 | 35,156円 | 17,578円 |
2割 | 23,510円 | 11,755円 | 23,437円 | 11,719円 | |
1割 | 11,755円 | 5,878円 | 11,719円 | 5,859円 |
令和4年8月現在のデュピクセント®の薬価をもとに計算しています。
3割:6~69歳、70歳以上で現役並み所得者 2割:70~74歳で一般・低所得者
1割:75歳以上で一般・低所得者(令和4年10月1日から、一部の方は2割負担になります)
高額療養費制度
高額療養費制度の仕組み
1ヵ月(その月の1日~末日)の間に医療機関の窓口で支払うべき額(自己負担額)が、一定の金額を超えることになった場合、自己負担額を一定額(自己負担上限額)にまでおさえることができる制度です。詳しくは加入している保険者などにご確認ください。
「多数回該当」制度の仕組み
継続して高額な医療を受ける必要のある方には、自己負担上限額がさらに引き下げられる制度があります。
直近12ヵ月以内に3回以上高額療養費制度の適用を受けた場合(「多数回該当」といいます)、4回目以降の月の自己負担の上限額がさらに引き下げられます。
付加給付制度(健康保険組合等の独自制度)
高額療養費制度は国が定める制度ですが、ご加入の医療保険(保険者)によっては、独自の「付加給付」として、国が定めるよりも手厚い医療費助成を行っており、自己負担上限額がさらに低く設定されている場合があります。
すべての保険者で実施されているわけではありませんので、詳しくはご加入の保険者(健康保険組合等)にご確認ください。
お問い合わせ先:健康保険証に記載されている保険者(健康保険組合等)
指定難病に対する医療費補助制度
国が指定している指定難病と診断された場合、その疾患の治療にかかった医療費に対して、助成を受けられる制度です。 好酸球性副鼻腔炎は指定難病に指定されているため、デュピクセント®を使用している患者さんのうち、好酸球性副鼻腔炎と診断されている方は、医療費助成を受けられる場合があります。
学生などへの医療費補助制度
大学などの学校では、独自に学生の医療費負担を補助する制度を運営している場合があります。指定病院がある場合や、手続きが必要な場合もありますので、詳しくは学生課などにご確認ください。
お問い合わせ先:大学の学生課など
子どもへの医療費補助制度
各自治体で、子どもに対する医療費助成制度が設けられています。対象年齢、助成内容、申請方法が自治体により異なりますので、詳しくはお住まいの市区町村にご確認ください。
お問い合わせ先:お住まいの市区町村
ひとり親家庭への医療費補助制度
自治体によっては、ひとり親家庭(母子家庭・父子家庭)の方に医療費助成を行っている場合があります。助成内容や申請方法が自治体により異なりますので、詳しくはお住まいの市区町村にご確認ください。
お問い合わせ先:お住まいの市区町村
医療費控除
生計を一にする家族が1年間で支払った医療費の総額が10万円(総所得金額が200万円未満の方は総所得金額の5%)を超えると、医療費控除を受けることによって、所得状況に応じた還付金を受け取ることができます。医療費控除を受けるためには、確定申告が必要です。医療機関から発行された領収書は必ず保管しておきましょう。
お問い合わせ先:最寄りの税務署

MAT-JP-2203790-1.0
2022年8月作成