治療中に注意することはありますか?
デュピクセント®の主な副作用は「注射部位反応」です
「注射部位反応」とは?
注射をした後に、注射をした部位(うでやお腹、太もも)に、痛みが生じたり、赤く腫れたり、かゆくなったり、出血するなどの反応をいいます。
デュピクセント®で起きやすい注射部位反応
デュピクセント®を注射した部位に、赤み、腫れ、かゆみなどの症状(注射部位反応)があらわれた場合には、すみやかに主治医または看護師、薬剤師にお伝えください。 |
まれではありますが、次のような症状が起こることもあります。
もし起こった場合は、すぐにかかりつけのお医者さんに相談しましょう。
アナフィラキシー反応による症状
一般的に、お薬を投与してすぐに起こる過敏反応で、
次のような症状があらわれます。
- めまい、ふらつき、立ちくらみ、だるさ、意識の低下 など
- 呼吸困難、呼吸時に「ゼーゼー」音がする など
- 腹痛、吐き気、嘔吐(おうと) など
- 皮膚のかゆみ、赤み、腫れ、全身の発疹 など
- くちびる、舌の腫れ など
好酸球数の増加による症状
デュピクセント®の投与により、患者さんによっては、血中の好酸球数が一時的に増加することがあります。
好酸球がわずかに増えただけでは、症状があらわれることは通常はありませんが、ときに次のような症状があらわれることがあります。
- 発疹、むくみ など
- 咳、発熱、だるさ、息切れ、呼吸困難、
呼吸時に「ゼーゼー」音がする、
血痰(血液の混じった痰) など - 動悸、息苦しさ など
- 手足のしびれ、麻痺(動きが悪くなる)など
MAT-JP-2000079-6.0-08/2024