慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療目標


COPD治療は長くつきあう疾患として、患者さんがより快適に生活し、将来に向けてのリスクを抑えるための治療が重要視されています。
また、今の状態を良くする・将来リスクを減らすといった治療目標を持ち、早期発見・早期治療を続ければ、症状をやわらげたり、病気の進行を遅らせたりすることも可能です。

 

 

①今の状態を良くすること

症状とQOL(生活の質)を改善するために、処方された薬剤をきちんと使用し、体を動かしましょう。

②将来リスクを低減すること

増悪を予防し、病気の進行を抑えましょう。

これからデュピクセント®による
治療を開始するにあたって、次のような日常生活の目標を
主治医と立ててみることも大切です。

 

日本呼吸器学会COPDガイドライン第6版作成委員会(編). COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン第6版2022. メディカルレビュー社, p92-93

治療目標の例

夜、ぐっすり眠る
日常の動作を楽にする
趣味やスポーツを楽しむ
外食に行く
階段の昇り降りを楽にする
近所に買い物に行く
散歩に行く
呼吸リハビリテーションを始める

MAT-JP-2500190-1.0-03/2025