慢性閉塞性肺疾患(COPD)について


COPDは主に長年の喫煙などが原因になって少しずつ呼吸機能が低下していく病気です。

⚫︎COPDに多い症状は動いた時の息切れ・慢性的に続く咳(せき)と痰(たん)です。
⚫︎症状の程度は問診で客観的に評価されるので、診察時に以下の症状を主治医にしっかり伝えることが大事です。
⚫︎あなた自身も気づかずに活動性が低下(階段や坂道を避けている)することもあるため、動いた時の症状で伝えてください。
⚫︎主治医に伝えるために治療日誌に記録することも重要です。

 

医師に伝えるべきCOPDの症状

咳(せき)(特に痰がからむ咳)、
痰(たん)、喘鳴(ぜんめい)

動いた時の息切れ(階段や坂道の登りなど)

風邪(上気道)で呼吸器症状が出る・繰り返す、または回復に時間がかかる

体重減少、食欲不振

日本呼吸器学会COPDガイドライン第6版作成委員会(編). COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン第6版2022.
メディカルレビュー社, p56-57

MAT-JP-2500190-1.0-03/2025